東京都港区にある増上寺は、徳川家ゆかりの由緒ある寺院として知られ、御朱印の授与でも高い人気を集めています。中でも注目されているのが「増上寺 御朱印 限定」に関する情報です。通年授与される御朱印に加え、期間や月ごとに内容が変わる限定御朱印、新年の干支を取り入れた2025年の新作御朱印など、その種類は非常に豊富です。
また、御朱印の授与には料金や授与場所のルールがあるため、事前の確認が欠かせません。一部では猫モチーフを期待する声もありますが、実際のラインナップやデザインには特徴があります。
この記事では、「増上寺 御朱印 限定」に関する基本情報から2025年の新作、授与の種類や料金、注意点までをわかりやすく解説します。初めて御朱印を受ける方からリピーターまで、安心して参拝できるよう丁寧にまとめました。
-
増上寺で授与される御朱印の種類や特徴
-
2025年の新作や干支にちなんだ限定御朱印の内容
-
授与場所や時間、料金に関する基本情報
-
限定御朱印を受け取る際の注意点や準備事項
増上寺 御朱印 限定の魅力を徹底解説
-
増上寺で授与される御朱印の種類
-
2025年に登場する新作御朱印とは
-
1月限定で登場する干支御朱印について
-
増上寺の御朱印の授与場所と時間
-
安国殿と宝物展示室の役割とは
増上寺で授与される御朱印の種類
増上寺では、一年を通じてさまざまな御朱印が授与されています。通年いただける御朱印から、期間・月・日限定のものまで豊富にそろっており、その数は年間で30種類前後にもなるとされています。
御朱印の種類は大きく分けて、「常時授与」と「限定授与」の2つに分類できます。常時授与の御朱印には、「阿弥陀如来」「黒本尊」「西向聖観世音」「南無阿弥陀仏」「皇女和宮」「五百羅漢」「台徳院殿」などがあり、いずれも通年いただくことができます。場所によって授与される種類が異なり、たとえば「安国殿」では主に仏像に関する御朱印が、「宝物展示室」では徳川家に関連した御朱印が用意されています。
限定授与の御朱印には、月替わりや特定日のものが含まれます。月替わり御朱印では、その月の星座や季節にちなんだデザインが取り入れられ、見開きで授与されるのが特徴です。また、特定日限定の御朱印としては、年始の「初閻魔縁日限定御朱印」などがあります。
注意点として、限定御朱印は「書き置きのみ」の対応となることが多く、御朱印帳へ直接書き入れてもらえるのは主に常時授与のものです。加えて、南無阿弥陀仏の御朱印は写経を納めた方のみが授与対象となります。
このように、増上寺では初心者から御朱印ファンまで楽しめる多彩な御朱印が準備されており、訪れる時期によって異なる魅力を味わうことができます。
2025年に登場する新作御朱印とは
2025年(令和7年)には、干支である「巳年」にちなんだ新作御朱印が複数登場します。いずれも期間限定やテーマ性が強く、特別感のあるデザインが注目を集めています。
まず目を引くのが、「巳歳限定 金御朱印」です。こちらは、阿弥陀如来・薬師如来・辨才天・閻魔大王の4体を、それぞれ異なる色のお台紙に金墨で浄書した特別仕様の御朱印です。背景には2025年の干支である「巳」の印が押印されており、華やかさと神聖さを兼ね備えた御朱印として仕上がっています。
もう一つの特徴的な新作として、月替わり御朱印の1月版「水瓶座ーお正月」があります。背景には弁才天の遣いである白蛇が描かれ、左右には「蛙・蛇・ナメクジ」の三竦みが添えられるなど、干支と星座を融合させたユニークなデザインです。書き入れられる仏様の名前は4種類から選べるため、自分に合った御朱印を選べる点も好評です。
さらに、「初閻魔縁日限定御朱印」も2025年の1月に登場予定で、例年1月15日・16日の縁日に合わせて授与されます。この御朱印では、地獄絵図・極楽絵図を背景に使った台紙も用意され、4体すべてを集めると一つの絵が完成する仕掛けになっています。
これらの御朱印はすべて「書き置き」での対応となっており、御朱印帳への直書きはできません。特に人気のあるデザインは早期になくなる可能性もあるため、訪問前に公式情報を確認することをおすすめします。
2025年は巳年ということもあり、弁才天を中心とした縁起物の御朱印が充実しています。新年の記念や御守りとしてもおすすめの新作ばかりです。
1月限定で登場する干支御朱印について
毎年1月には、その年の干支にちなんだ御朱印が限定で登場します。2025年は「巳年(みどし)」にあたるため、巳に関連するモチーフを取り入れた御朱印が授与されます。
この年の特徴的な干支御朱印として、「巳歳限定 金御朱印」が用意されています。これは、増上寺で祀られている阿弥陀如来・薬師如来・辨才天・閻魔大王の4体の御朱印を、それぞれ異なる色のお台紙に金墨で書いたものです。さらに、2025年の干支である「巳」の印も押印されており、新年の特別な記念として高い人気が予想されます。
また、1月限定の月替わり御朱印「水瓶座-お正月」も干支を取り入れたデザインとなっています。背景には白蛇(弁才天の遣い)を描き、左右には三竦み(蛙・蛇・ナメクジ)のモチーフをあしらい、新春らしい華やかさが感じられます。こちらは御朱印帳の見開きに直接書いてもらえるタイプで、希望する仏名を4体から選べる仕組みです。
注意点として、干支御朱印はすべて「書き置き」の授与です。そのため、御朱印帳に直接記入してもらうことはできません。特に人気の高いデザインは早期に配布終了となる可能性もあるため、希望される方は早めの参拝をおすすめします。
このように、1月に登場する干支御朱印はその年ならではの限定感があり、新年のご利益を願う方やコレクターにとっても価値のある一枚となっています。
増上寺の御朱印の授与場所と時間
増上寺で御朱印をいただくには、授与場所と受付時間を把握しておくことが重要です。場所や内容によって取り扱いが異なるため、あらかじめ確認しておくとスムーズです。
御朱印の授与場所は主に2か所あります。1つ目は「安国殿」、もう1つは「宝物展示室(大殿地下1階)」です。安国殿では、阿弥陀如来・黒本尊・南無阿弥陀仏・西向聖観世音など、浄土宗のご本尊やゆかりの仏様の御朱印が授与されます。一方、宝物展示室では、皇女和宮・五百羅漢・台徳院殿といった、徳川家に関連する御朱印や期間限定の展示と連動した特別御朱印などがいただけます。
授与時間は、公式に定められている時間として「午前9時から午後5時まで」です。ただし、混雑時や特定日のイベントなどによって受付終了が早まることもあります。特に年始や限定御朱印の頒布期間は、訪問者が集中しやすいため注意が必要です。
また、宝物展示室で御朱印をいただく際には、別途入場料(通常700円)がかかる点も覚えておくべきポイントです。さらに、御朱印の一部はお釣りの出ない形式でのお布施となっており、事前に細かいお金を準備しておくことをおすすめします。
このように、授与場所や時間、費用などを事前に把握しておけば、当日は安心して御朱印巡りを楽しむことができるでしょう。
安国殿と宝物展示室の役割とは
増上寺で御朱印をいただく際、よく登場するのが「安国殿」と「宝物展示室」です。この2か所は御朱印の授与場所であると同時に、寺院の信仰や歴史に深く関わる重要な施設です。
まず、安国殿は増上寺の境内北側に位置し、本尊「阿弥陀如来黒本尊」を安置する礼拝所です。黒本尊は室町時代の作と伝えられ、特に厄除けや極楽往生のご利益があるとされています。ここでは、阿弥陀如来・黒本尊・西向聖観世音・南無阿弥陀仏といった、仏教的な意味合いの強い御朱印が授与されます。写経を納めることで授与される「南無阿弥陀仏」の御朱印も、この安国殿でのみ受け取ることができます。
一方、宝物展示室は大殿の地下1階にあり、徳川家の貴重な資料や仏教美術が展示されている空間です。この施設の入口では、「皇女和宮」「五百羅漢」「台徳院殿」といった徳川家に関係する御朱印が授与されています。また、月ごとに内容が変わる「釈尊十大弟子御朱印」や、期日限定の特別な御朱印もこの場所で頒布されることがあります。
それぞれの施設には異なる役割があります。安国殿は信仰と礼拝の場であり、個人の祈りを込めるための空間です。対して宝物展示室は、歴史や文化財に触れながら寺の背景に理解を深める学びの場です。どちらも御朱印を通じて増上寺の多面的な魅力を体験できる施設と言えるでしょう。
ただし、宝物展示室で御朱印をいただくには展示室への入場料(通常700円)が必要であること、また御朱印の多くが書き置き対応であることには注意が必要です。訪問前に情報を確認し、目的に合った参拝計画を立てることが望まれます。
増上寺 御朱印 限定を楽しむために知ること
-
限定御朱印の料金と入場料の注意点
-
月替わり御朱印と星座の関係性
-
増上寺の猫モチーフ御朱印はある?
-
写経でいただける特別な御朱印
-
年間でいただける御朱印の種類数
-
増上寺オリジナル御朱印帳のデザイン紹介
限定御朱印の料金と入場料の注意点
増上寺で授与される限定御朱印には、それぞれ異なる料金や条件が設定されています。御朱印を受け取る際は、料金だけでなく入場料の有無にも注意が必要です。
まず、御朱印の料金(お布施代)は場所や種類によって変わります。安国殿で授与される「阿弥陀如来」「黒本尊」「西向聖観世音」などの常時御朱印は、一律で500円です。一方、宝物展示室でいただける「皇女和宮」「五百羅漢」「台徳院殿」などの御朱印は、すべて300円と少し安く設定されています。
ただし、宝物展示室の御朱印をいただくには、別途展示室への入場料がかかります。通常の入場料は700円です。御朱印自体は300円でも、実質的に1,000円が必要となるため、事前に確認しておくと安心です。
また、御朱印は書き置き形式のものが多く、特に限定デザインのものはその傾向が強くなっています。直書き対応は限られており、混雑時は時間に余裕を持って行動することが望まれます。さらに、支払いは「お釣りが出ない形式」が基本のため、小銭を事前に用意しておきましょう。細かいお金がない場合は、展示室外の受付で両替してもらうことが可能です。
このように、限定御朱印をスムーズに受け取るには、料金体系と入場の仕組みを理解しておくことが大切です。
月替わり御朱印と星座の関係性
増上寺の月替わり御朱印には、毎月異なるデザインが施されており、その月の星座がテーマとして取り入れられています。干支や縁起物と組み合わされたユニークな構成が特徴です。
例えば、2025年1月の月替わり御朱印では「水瓶座」と「お正月」をモチーフとしています。この御朱印には、干支である「巳」にちなんだ白蛇の姿が描かれ、さらに三竦み(蛙・蛇・ナメクジ)も左右に配置されるなど、縁起のよいモチーフが盛り込まれています。このように、星座のイメージと季節行事を組み合わせることで、視覚的にも意味的にも深みのある御朱印が完成します。
デザインは見開きで授与されるため、御朱印帳を開いた状態で一面にわたって楽しめる点も魅力です。右側には希望する仏様の名前が4体から選べる仕様になっており、個人の願いや信仰にあわせてカスタマイズできる点も評価されています。
ただし、月替わり御朱印はその月限りの授与となるため、次の月には別の星座・モチーフに切り替わります。過去のものは再配布されないため、希望する月の御朱印を確実に手に入れるには、月初に訪れるのが望ましいでしょう。
このように、星座と月替わりを組み合わせた御朱印は、デザインの美しさだけでなく、テーマ性の高さでも注目を集めています。毎月訪れる楽しみを感じられる点が、多くの参拝者に支持されている理由の一つです。
増上寺の猫モチーフ御朱印はある?
現在のところ、増上寺では猫をモチーフにした御朱印は授与されていません。公式に発表されている御朱印のラインナップには、猫をデザインに取り入れたものは含まれておらず、代わりに干支や仏像、徳川家に関する内容が中心です。ただし、御朱印帳の表紙や他の寺院とのコラボ企画で猫が登場する可能性は否定できません。いずれにしても、猫好きの方が増上寺で猫モチーフを求める場合は、直接問い合わせるかSNSなどで最新の情報をチェックするとよいでしょう。公式の情報をもとに参拝前に確認しておくことをおすすめします。
写経でいただける特別な御朱印
増上寺では、写経を納めた方のみが授与される「南無阿弥陀仏」の特別御朱印があります。こちらは、安国殿内に設けられた写経コーナーで用紙にお手本を見ながら写経を行い、その後、写経紙と500円を持参して御朱印所へ出向く必要があります。写経を通じて得た祈りの気持ちを御朱印に反映させられるので、通常の御朱印よりも自分の信仰と繋がりやすい点がメリットです。
一方で、写経自体には時間と集中力が必要です。所要時間は数十分を想定し、字を書くのが苦手な方にとっては負担になるかもしれません。また、写経対応時間も他の御朱印授与時間と同様、午前9時〜午後5時の枠内になります。そのため、参拝当日に計画的に時間を確保しておくことが大切です。さらに、写経をしない場合にはこの御朱印はいただけない点もご注意ください。
写経による御朱印は、自身の祈りを形に残せる貴重な体験です。時間に余裕があれば、寄り道感覚で挑戦してみると、増上寺でのご縁がより深まるきっかけになるでしょう。
年間でいただける御朱印の種類数
増上寺では、通年にわたってさまざまな御朱印が授与され、年間で約30種類にも達します。常時いただける御朱印は、阿弥陀如来や黒本尊など7種類ほどあり、時期限定の月替わり・干支御朱印・縁日御朱印なども含めると、数多くの選択肢があります。
限定御朱印には、月ごとの星座デザインや干支にちなむデザイン、閻魔縁日など特定日にあわせたものがあり、一年を通じて多様な御朱印を体験できるのが魅力です。ただし内容が毎年大きく変わるわけではないので、特定の御朱印だけを目当てにする場合は、配布予定や残数に気を配る必要があります。
また、いくつかの御朱印は書き置き対応になりますので、御朱印帳に直接書いてもらいたい方は、常時対応のものを選ぶと安心です。このように、多様な御朱印を通して1年を彩る楽しさがある一方、受け取るタイミングと形式には事前確認が欠かせません。
増上寺オリジナル御朱印帳のデザイン紹介
増上寺ではオリジナルの御朱印帳も用意されており、そのデザインは寺院の歴史と調和しています。たとえば、黒地にメタリックレッドで紗綾形(さやがた)の文様をあしらった御朱印帳は、落ち着いた色味ながらも華やかさがあり、普段使いにも特別な場にもマッチします。
この御朱印帳には、御朱印を保管するだけでなく、増上寺の格式を感じさせる重厚感があります。さらに、御朱印帳自体の紙質もよく、見開きスタイルにも適している構成です。注意点として、限定御朱印の多くは書き置きでの授与になるため、御朱印帳に直接書いてもらえるのは、主に常時授与の御朱印に限られます。
ただ、限定御朱印を収納したい場合は、書き置きの台紙を御朱印帳に貼るか、別のクリアファイルなどに保管するなど工夫もできます。寺院の雰囲気に合った御朱印帳なので、初めての方でも安心して使える一冊です。
増上寺 御朱印 限定の魅力を総まとめ
-
増上寺では年間で約30種類の御朱印が授与されている
-
常時授与と期間限定の2種類に大別される
-
安国殿では阿弥陀如来や黒本尊などの御朱印が授与される
-
宝物展示室では徳川家ゆかりの御朱印が用意されている
-
月替わり御朱印は星座や季節行事をテーマにしたデザイン
-
2025年の巳年には金墨を使用した特別御朱印が登場
-
初閻魔縁日には地獄絵図などを背景にした限定御朱印が授与される
-
干支にちなんだ御朱印は毎年1月にのみ頒布される
-
書き置き形式の御朱印が多く直書きは一部に限られる
-
写経を行うことで「南無阿弥陀仏」の御朱印がいただける
-
宝物展示室の御朱印は入場料が必要となる点に注意
-
お布施は釣銭が出ないため事前に小銭を準備する必要がある
-
猫をモチーフにした御朱印は現時点では存在していない
-
増上寺オリジナルの御朱印帳は和柄を取り入れた上品な仕様
-
月替わり御朱印はその月限定のため早めの参拝が望ましい